新作能『紅天女』2006-05-15 Mon 23:10
![]() 国立能楽堂委嘱作品 漫画「ガラスの仮面」より 新作能『紅天女』 監修:美内すずえ 脚本:植田紳爾 演出・能本補綴:梅若六郎 制作協力:中村暁 阿古夜・紅天女:梅若六郎 仏師・一真:福王和幸 ガラスの仮面は、文庫版が出てから読み始めた漫画ですが 非常に面白くて、何度も読み返しました。 演技以外に何もとりえのないマヤと すべてを与えられているかのような亜弓の対照的な存在が 紅天女に向かって進んでいく。 その紅天女が能として上演されると聞いて、 観に行ってきました。 能は、初でした。 しかし・・・・。仕事が延びて1時間の遅刻・・・(T-T) 着いたと思ったら30分で終わってしまって。自業自得です。 本作での紅天女はまだなのに、 こんな風に現実化するなんて面白いなと思いました。 能自体初めてで、遅れて行ったこともあり ストーリーは漫画で読んでいたし、 台詞も現代風になっていたから分かったものの、 能という伝統芸能の素晴らしさを知るには もっと足を運ぶべきだなと思いました。 でも、梅若さんの声はとても響きました。 席が後ろの方だったので、地謡と重なると さすがに聞き取りにくくなりましたが 千年の梅の木の中にいるときは、 声だけが聞こえるのに存在感がありました。 一真が、紅天女(梅の木)に斧を振り降ろす場面は 上から梅の花びらが舞い降りてきて、切なさに感動しました。 舞台の上には、梅の木だけという簡素さと 動き自体が生み出す厳かさ。 無駄な動作がない分、漂う雰囲気があります。 天女という存在を現すには合ってるのかもしれないと思いました。 個人的には、東の者と西の者の掛け合いが印象的でした。 今回は地球環境や自然破壊についてのテーマが表れているので 二人が話していることは、そのまま今の世界の国々のことでした。 それにしても、こんなに短時間(1.5時間)で終わってしまうなんて。 残念だったなぁ・・・ *************** 東の者『なれどそなたの申すとおり、この世は我々だけのものではなく生命あるすべてのもの』 西の者『この天変地異は我々が、天地を愚かにし、神を逆らう所業の輪廻』 東の者『そのことを心に刻み、互いに手を携えて』 西の者『天地に素直に、なると致そう』 *************** 太古人はみな神であった、空も風もすべてひとつであった、 風に神宿り、火に神宿り、 水に神宿り、土に神宿る、 そしてこの梅の木に宿りし阿古夜の命、 天下平安、衆生救済 (斧の音) 我一真の心に触れ、人の苦しみ受けしうえは、 紅の天女となりて、世の行く末眺めつづけん、 まこと紅千年のいのちの花ぞ世を照らさん *************** 目覚めよ目覚めよ、おのが真の姿を知れ、 悟れよ悟れよ、生かされしことを、 この世は生命あるものすべてのもの、 天地の恵みを授けつつ、平安なれやと言い置きて、 天女はあがらせ給いけり ![]() *ヨロシカッタラクリックオネガイシマス。 >>人気blogランキング *コチラモクリックオネガイシマス。 |
地球ゴージャス『HUMANITY〜モモタロウと愉快な仲間たち〜』2006-05-15 Mon 00:40
![]() 公演チラシ ![]() パンフレットを開いたところ。 企画ユニット 地球ゴージャスプロデュース公演Vol.8 『HUMANITY THE MUSICAL〜モモタロウと愉快な仲間たち〜』 公式サイト:http://www.amuse.co.jp/chikyu/vol_8/ 作・演出・出演:岸谷五朗 演出:出演:寺脇康文 出演:唐沢寿明、戸田恵子、高橋由美子、蘭香レア、植木豪 ストーリー: 桃太郎さん、桃太郎さん お腰につけたキビ団子、ひとつ私にくださいな・・・ 「桃太郎」の世界に突然ワープしてしまった男がいます。 しかも、自分が主役の桃太郎になって。 「エッ!鬼退治?」 この歳になって、桃太郎なんて・・ 正直やりたくないよぉ! その「桃太郎」に登場してくるのは、もう一人の隣人たち。 現実の世界とは違う顔を持った、同じ顔の人たち。 ただ一人、変わらないのは、いつもそばにいる最愛の人。 ********** 面白かったですねー。たくさん笑いました。 キャストがそれこそゴージャスだったので、 思い切って行ってきました。 今回の席は結果的にいい席で、花道を前に見ることが出来、 舞台も全体的に見れ、よかったです。 レミゼのようなミュージカルをイメージしていったら、 それとはまったく逆の、ダンスと笑いのミュージカルでした。 正直、歌は盛り上げ役だなという印象でした。 オケピもないし仕方ないのかなと思いましたが、 ダンスは素晴らしかったです。 ダンスでは植木さんと岸谷さん 歌では戸田さんと高橋さん 台詞では寺脇さんと唐沢さん という方々が印象的でした。 寺脇さんと岸谷さんは初めて観ましたが、面白かったです。 岸谷さんは何でも出来るんだなーと感じました。 物語にメッセージは込められていますが、 それを前面に押し出している感はなく、私たちを楽しませ、 活気づけ、元気と笑顔を渡そうとしているんだなと思いました。 コマ劇場は初めてでしたが、二重の回転舞台且つセリもあり すごく面白かったです。 ワイヤーや宙吊りもあり、電光掲示板もありと 舞台は手が込んでました。 斜面がおおいセットだったので、出演者は大変だったと思いますが 奥行き、高低感が出ていました。 また、衣装が山本寛斎さん。特に桃太郎の世界の衣装はステキでした。 カーテンコールは珍しいカタチでした。 挨拶の最後に岸谷さんが挨拶。 カーテンコールでは、寺脇さんが挨拶後、ゲスト出演のお三方に それぞれ一言ずついただいたんです。 普通は出てきておじぎ、なんでしょうに 声が聞けるのは面白いなーと思いました。 ![]() *ヨロシカッタラクリックオネガイシマス。 >>人気blogランキング *コチラモクリックオネガイシマス。 |
レ・ミゼラブル観ました!!2006-04-16 Sun 02:09
![]() 劇場パンフレット 観てきました・・・。 ついに。 4月15日(土) 夜の部 ジャンバルジャン:別所哲也 ジャベーヌ:鈴木綜馬 エポニーヌ:新妻聖子 ファンテーヌ:シルビア・グラブ コゼット:河野由佳 マリウス:泉見洋平 テナルディエ:駒田一 テナルディエの妻:瀬戸内美八 アンジョルラス:岸祐二 もう、ほんとうに感動しました。 友人が言っていた最初から最後まで泣いてしまうというのは本当でした。 終わったあと、この腫れてしまった眼をどうしようと思いました(笑)。 素晴らしかったです。素晴らしかった。 もう一度観たいです。 ストーリー自体のもつ力、そして音楽の力。 ミュージカルは映像では見たことあったけど、舞台で見るのは初めてでした。 歌という形で台詞が語られることでの心に響いてくる力が全然違いました。 パンフレットの中に、この作品は主人公がいないと書かれていました。 皆、「主な登場人物の一人」であること。バルジャンもマリウスも。 「レ・ミゼラブル」とは、 悲惨・貧困・犯罪などの社会悪が生み出す人々を指すこと。 この2つのことが私はすごく印象的でした。 一人の人間、親子・家族、友人・仲間、恋人・・・ あらゆる人々が描かれています。 それは特別な人じゃない。街に生きる民衆一人ひとりなんです。 今と時代背景は違ったとしても、 社会が生み出す痛みや苦しみ、やるせなさはいつだってあります。と同時に 最後の場面では「愛することで神さまの近くにいることができる」というバルジャンの台詞や、 ファンテーヌがコゼットのことを想ったり、 エポニーヌがマリウスのためにコゼットに手紙を渡したり、 バルジャンが砦で、マリウスが家に帰れるようにと祈る場面など、 人に対する愛が色々な形で表されていたと感じました。 その普遍的なものが流れていること。 だから人々の共感、感動を生むのだと思いました。 登場人物が亡くなってしまう場面が何回もあるのですが、 その時には眩い光がその人にあてられるんです。 全体的にずっと暗い印象がある舞台なのですが、 そのときだけはその人がとても明るく照らされて。 それにすごく癒される想いでした。 一人ひとりがとても尊い存在として表されているような気がして。 友達たちはエポニーヌが好きという子が多かったです。 私もエポニーヌの愛、好きです♪ ですが、今日一番印象に残ったのはジャベーヌでした。 バルジャンをずっと追いかける中で、バルジャンを見逃したり バルジャンに救われたりして、彼の中で葛藤が生まれていく。 それは良心なのか、自らの正義に対してなのか。。。 そして自殺してしまうのですが、私にはバルジャンによって ジャベーヌが自分の本当の気持ちを揺り動かされたのではないかって そしてきっとジャベーヌはバルジャンが好きだったんだろうなと思いました。 日生劇場は回転式の舞台だったので、転換が面白かったです。 回転することで時間の流れをうまく見せていました。 あー、許されるならまた行きたいです。 このミュージカルは素晴らしいです。 本当にオススメします。 ![]() *ヨロシカッタラクリックオネガイシマス。 >>人気blogランキング *コチラモクリックオネガイシマス。 |
レ・ミゼラブル!2006-04-08 Sat 02:37
来週、初めて『レ・ミゼラブル』を観に行ってきます! スケジュールを優先で観劇時間を決めたのですが きっと出るキャストを選んで観に行かれる方も多いのでしょうね。 ミュージカルは、演劇以上に見慣れていないこともあるので きっと新鮮なことが沢山あるのではないかと今から楽しみです! レ・ミゼラブルHP:http://www.toho.co.jp/stage/lesmis/welcome-j.html |
ライフ・イン・ザ・シアター!!2006-04-04 Tue 23:33
![]() パンフレット(市村さん面 ※反対側は藤原さん) 観て来ましたー! 『ライフ・イン・ザ・シアター』 作:デイヴィッド・マメット 翻訳:小田島 恒志 演出:ポール・ミラー ROBERT:市村正親 JOHN:藤原竜也 2階席でしたので、コンタクト着用の私は細部が見えず残念しきり。 でもとても迫力のある舞台で、楽しめました! 市村さんは初めて観ましたが、とっても存在感のある方でした。 2人きりでやっている感じがあまりなかった。 ということは2人のエネルギーのバランスが取れているということなんでしょうね。 面白かったのは、舞台転換です。 わざと紗幕を多く使って、裏方さんを見せていました(と私は解釈しましたが)。 最後の方では、お二人が台詞としてその裏方さんに「お疲れ」と言う場面もあるんです。 転換もゆっくりめだったりして、 本当の裏方なのか、見せる裏方なのかの境界線が微妙で面白かったです。 その分、お二人の衣装の早替えはすごかったですねー。着替え大変そうでした。 最初はコメディだな〜と笑っていましたが、 だんだん二人の立場や関わり方が変わっていくのが見えてきて切なかったですね。 きっと観る人の年齢や生い立ちや仕事の仕方などによって見え方は全然違うんだろうな と思う位、観客に任されている感じもしました。 ジョンは、舞台できっかけが掴めなかったシーンと救命ボートの劇中劇の台詞が印象に残りました。 ロバートは、もうどんどん自分の中での自分像と実際の自分の差が生まれてきて 空回りになっていくのが切なかったです。でもジョンに言う 「舞台っていうのは人生の一部だって言うことだ。 まぁ、舞台で演じてるんだから、どっちがどっちとはいえないかもしれないが。 たとえば雑貨屋で何か買う(演技をする)とするだろう、 それも人生の一部なんだよ。人生そのものなんだ」 という主旨の台詞が、お二人の姿に重なってとても心に残りました。 ホント、人生って自分自身の舞台なんですもんねー。 私もロバートが最後に感謝の言葉を言ったみたいに、 自分の舞台に対してそう思えるようになりたいです んー、やっぱり舞台は面白いです! オフィシャルブログ: http://blog.eplus.co.jp/litt/ 市村正親さん:http://www.ichis.com/information/index.html 藤原竜也さん:http://www.horipro.co.jp/hm/fujiwara/ ![]() *ヨロシカッタラクリックオネガイシマス。 >>人気blogランキング *コチラモクリックオネガイシマス。 |
ライフ・イン・ザ・シアター!2006-03-30 Thu 23:39
![]() 来週、『ライフ・イン・ザ・シアター』行ってきます! お二人の舞台は初めて観ます。 (もともと観劇あんまりしてなかったんですもの、当然です) 藤原竜也さんは『身毒丸』の時、すごい観たいなって思ったのを覚えてます。 今回は二人芝居で、且つ役者の設定の役なので 役者さんの表の顔だけじゃない部分も見れそうで すっごく楽しみです。 一人の人の伝える力、 それが二人になった時にどう響きあうのか すごいなー、なんか今からワクワクです。 私もそういうことに携わっていきたいなー! オフィシャルブログ: http://blog.eplus.co.jp/litt/ 市村正親さん:http://www.ichis.com/information/index.html 藤原竜也さん:http://www.horipro.co.jp/hm/fujiwara/ ![]() *ヨロシカッタラクリックオネガイシマス。 >>人気blogランキング *コチラモクリックオネガイシマス。 |
小栗判官!2006-03-11 Sat 01:42
![]() 初めて歌舞伎を観ました! 演目は『當世流小栗判官』 近松門左衛門の『当流小栗判官』を 市川猿之助さんが再構成したものです。 歌舞伎は初めてでしたが、とっても楽しかったです!! 歌舞伎の世界って、ほんとにひとつの別世界を作り出してますね。 舞台自体も、台詞の言い回しの緩急も、裏方が出てきちゃうところも、音や音楽も、立ち回りも。 ほんとに華やかで美しかったですー!仕掛けもすごかったなー。 道具や美術を担当してみたい、あの舞台の袖にたってみたい、 とすら思ってしまうほど(笑)。 笑いもあるし、驚きもあるし、涙も出ました。 お客さんと役者が呼応しているのが拍手や笑い声で伝わりあって それがすごく良かったです。 始まりに、前半のあらすじを言って口上で説明してくれたのですが 役者さんが出てるのを見ただけでなんだか涙が出てきてしまいました。 ホントにあのLIVE感はスゴイですね。 役者が生み出している気配が伝わってくる、あの感じは何なのでしょう。 思い出してもどきどきします。 ![]() *ヨロシカッタラクリックオネガイシマス。 >>人気blogランキング *コチラモクリックオネガイシマス。 |


















