![]() 国立能楽堂委嘱作品 漫画「ガラスの仮面」より 新作能『紅天女』 監修:美内すずえ 脚本:植田紳爾 演出・能本補綴:梅若六郎 制作協力:中村暁 阿古夜・紅天女:梅若六郎 仏師・一真:福王和幸 ガラスの仮面は、文庫版が出てから読み始めた漫画ですが 非常に面白くて、何度も読み返しました。 演技以外に何もとりえのないマヤと すべてを与えられているかのような亜弓の対照的な存在が 紅天女に向かって進んでいく。 その紅天女が能として上演されると聞いて、 観に行ってきました。 能は、初でした。 しかし・・・・。仕事が延びて1時間の遅刻・・・(T-T) 着いたと思ったら30分で終わってしまって。自業自得です。 本作での紅天女はまだなのに、 こんな風に現実化するなんて面白いなと思いました。 能自体初めてで、遅れて行ったこともあり ストーリーは漫画で読んでいたし、 台詞も現代風になっていたから分かったものの、 能という伝統芸能の素晴らしさを知るには もっと足を運ぶべきだなと思いました。 でも、梅若さんの声はとても響きました。 席が後ろの方だったので、地謡と重なると さすがに聞き取りにくくなりましたが 千年の梅の木の中にいるときは、 声だけが聞こえるのに存在感がありました。 一真が、紅天女(梅の木)に斧を振り降ろす場面は 上から梅の花びらが舞い降りてきて、切なさに感動しました。 舞台の上には、梅の木だけという簡素さと 動き自体が生み出す厳かさ。 無駄な動作がない分、漂う雰囲気があります。 天女という存在を現すには合ってるのかもしれないと思いました。 個人的には、東の者と西の者の掛け合いが印象的でした。 今回は地球環境や自然破壊についてのテーマが表れているので 二人が話していることは、そのまま今の世界の国々のことでした。 それにしても、こんなに短時間(1.5時間)で終わってしまうなんて。 残念だったなぁ・・・ *************** 東の者『なれどそなたの申すとおり、この世は我々だけのものではなく生命あるすべてのもの』 西の者『この天変地異は我々が、天地を愚かにし、神を逆らう所業の輪廻』 東の者『そのことを心に刻み、互いに手を携えて』 西の者『天地に素直に、なると致そう』 *************** 太古人はみな神であった、空も風もすべてひとつであった、 風に神宿り、火に神宿り、 水に神宿り、土に神宿る、 そしてこの梅の木に宿りし阿古夜の命、 天下平安、衆生救済 (斧の音) 我一真の心に触れ、人の苦しみ受けしうえは、 紅の天女となりて、世の行く末眺めつづけん、 まこと紅千年のいのちの花ぞ世を照らさん *************** 目覚めよ目覚めよ、おのが真の姿を知れ、 悟れよ悟れよ、生かされしことを、 この世は生命あるものすべてのもの、 天地の恵みを授けつつ、平安なれやと言い置きて、 天女はあがらせ給いけり ![]() *ヨロシカッタラクリックオネガイシマス。 >>人気blogランキング *コチラモクリックオネガイシマス。 |
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こんにちは。拙ブログへのご来訪ありがとうございました。
30分しか観られなかったのはザンネンでしたね… 幕開けの月影先生をご覧いただきたかったです〜 時間は、ホントにあっというまに過ぎてしまった感がありました。 演出に手を加えて再々演するならば、もう少し上演時間を 長くしてもいいかも…とも思います。 再々演を期待したいです! TBありがとうございました。
紅天女上演の試み、とてもよかったですよね。 早くマンガの続きも読みたい!
2006-05-18 Thu 01:33 | URL | J #-[ 内容変更]
> ツチ子太夫さん
お越しくださり、ありがとうございます。 1回の公演が東京で2日間とは寂しいですね。 あまり大きなハコでは観れないので、 その分回数が増えるといいのにと思いました。 再々演、期待したいですね! > Jさん コメント、TBありがとうございます。 こてこての伝統芸能でありながら、こういった形で 新たな挑戦をされている姿勢はステキだなと思いました。 マンガ・・・今どこまで進んでいるんでしょう(笑)。 私は文庫版を買っているので、当分先になりそうです。 |
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土曜日に、千駄ヶ谷の国立能楽堂で。 マンガの中で描かれる幻の作品が 現実の世界に、それも日本の伝統芸能で登場するなんて、 まったく想像していなかったことだったので、 貴重なチケットを手に入れ、見ることができてほんとに良かったです。 能を見るのはこれが初め …
2006-05-18 Thu 01:27 そんな毎日。
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