スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 | top↑
写真映画「ヤーチャイカ」
2008-06-29 Sun 21:34
気になっていた映画「ヤーチャイカ」を仕事の合間を縫って強行で観て来ました。

観にいってよかった!

元々、『千と千尋の神隠し』で覚和歌子さんが書いた「いつも何度でも」に大感動して
あの夏中、「いつも何度でもと「いのちの名前」を聴いていました。

そのあとエッセイ集「青天白日」を読んで、また感動。

この方のつむぐ言葉は、私の心にとても響きます。

だから、この映画が公開されると知ったとき、しかも谷川さんと一緒に創られただなんて
行かなければと思ったものの、仕事に追われて、気づけば渋谷の公開終了まで
あと1週間になっていました。


映画の感想としては、
最初に書き出される詩からして、すでに涙でした。
覚さんのことばは、ふっと私を元々に還そうとしてくれるから。

写真映画は初めて見ましたが、いわゆるスライドショーのような感じです。
だけれど、そこに音楽と、ナレーションが入ることによって
一枚一枚が途切れることなく、連続していって、それは動画のようでした。
一枚と一枚の間の「間」が、さらにそれを強めていました。


もともと、「ヤーチャイカ」は詩集『ゼロになるからだ』で読んではいたけれど
単にそれを読んでいただけでは、全然感じることが出来ない世界がありました。

そして、香川照之さんの演技のすばらしいこと。なんと豊かな方でしょうか。
尾野さんの透明感ある佇まいもステキでした。

特に感動したのは、
正午(香川さん)が野菜を食べるところ
そして
新菜(尾野さん)が正午に過去を語るところ
そして
正午が顔を洗って、鏡をみつめるところ

野菜を食べるところは、とても生命力を感じたから。
圧倒的な。

正午に過去を語るシーンは、そこだけきらめく水面の映像で、
その映像に気持ちが行ってしまうのですが
そこで語られる新菜の言葉は深すぎます。
人のいのちと死、今居るここと、宇宙とのつながり。
人間と魂の話だったような。
細かいことは覚えていられなくて残念ですが、
そこだけを聴きにもう一度足を運びたいくらいです。
きっとそれは真実(ほんとう)のことだから
そう思うのだと思います。

そして、正午が顔を洗うところは、
明らかに心が変わったことが伝わってくるから。
その潔さ、まっすぐさが。
だから、新菜のところを去っていくことが悲しいことに思えない。
むしろ再生の物語。

覚さんの中では、新菜が主人公だそうです。
一見、正午が新菜に癒されて旅立っていく、再生の物語に見えるけれど
どちらかだけが、ではないのだと、それを聞いて思いました。

背景の説明や、細かいセリフがほとんどない分、
それらは見る側に托されます。
こちらがいったいどういう心情、状況であるかによって、
何度みても、終わった後に感じることは違ってくるのではないでしょうか。

エンドテロップが流れ終わって暗転した後、
ほとんどのお客さんがすぐには席を立とうとせず、
ヤーチャイカの世界に居つづけました。


何が、これが、と区切って言葉にはできないけれど、
それが、この映画のもつ力だと思いました。

サントラも購入しましたら、
やっぱり再度観にいきたいな~。という気持ちに。



ヤーチャイカ公式HP
http://yah-chaika.com/

覚和歌子さん公式HP
http://www5a.biglobe.ne.jp/~misohito/fgtitle.html

ゼロになるからだゼロになるからだ
(2002/04)
覚 和歌子

商品詳細を見る


映画「ヤーチャイカ」ソングブック映画「ヤーチャイカ」ソングブック
(2008/06/25)
サントラ中村紗理

商品詳細を見る

スポンサーサイト
別窓 | filme | コメント:1 | トラックバック:0 | top↑
<<小田和正さん「今日もどこかで」 | cena emocional | 気になるアーティスト>>
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2008-07-31 Thu 01:49 | | #[ 内容変更] | top↑
 
 
 
 
 
 
  管理者だけに閲覧
 

トラックバックURL

FC2ブログユーザー専用トラックバックURLはこちら
| cena emocional |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。