監督 スティーヴン・ザイリアン 脚本 スティーヴン・ザイリアン 撮影 コンラッド・ホール 音楽 ジェームズ・ホーナー 出演:マックス・ポメランク ジョー・マンテーニャ ジョーン・アレン ベン・キングズレー ローレンス・フィッシュバーン チェスの天才ボビー・フィッシャーの再来を思わせる天才少年ジョシュ・ウェイツキンの成長を、 父フレッド・ウェイツキンが綴った同名ノンフィクションの映画化。 私自身は、ボビーフィッシャーはもちろんチェスのことも全然分かりませんが、 合間合間に説明を兼ねてフィッシャーの実際の姿がドキュメンタリー風に盛り込まれ、 なぜジョシュが、フィッシャーの再来といわれるのかが分かるようになっています。 この映画に流れているものは、チェスに限らず、スポーツでも楽器でも 何にでもあてはまるテーマのような気がしました。 天才と呼ばれる子供たちが大人になってもその力を発揮し続けるために、 いかに周りにいる大人たちが関わるか。 五輪や世界大会に出る選手も一流の演奏家でも、どの世界であれ 一流と呼ばれる人たち、トップに居る人たち。 どの人も最初はジョシュのように、好きで本能でやっていただけかもしれない。 その可能性を本当に開かせるために、導き手としての大人が居るということを描いています。 ジョシュのお父さんも、最初はひたすらに強くさせようとしますが、 だんだんとジョシュは楽しそうじゃなくなっていきます。 その姿をみて間違っていることに気づき、 ジョシュにチェス以外のことも沢山させ、人生を楽しませます。 そのことによってジョシュが元々抱いていたやさしさ、温かさがより深まり、 チェスのこともずっと好きでいることが出来ます。 ジョシュが自分はフィッシャーじゃないこと、 相手を憎むことは出来ないこと、 相手を軽蔑することは出来ないことをきちんと口にしているのが印象的でした。 同時に、勝ち続けることで負けることが怖くなり その自分と戦う姿もよかった。 チェスを通して、彼は自分と戦ったのだと思います。 |
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