「THE MISSION」2007-02-03 Sat 03:36
監督:ローランド・ジョフィ 製作総指揮:デビッド・パットナム 音楽:エンニオ・モリコーネ キャスト ガブリエル神父:ジェレミー・アイアンズ メンドーサ:ロバート・デニーロ アルタミラーノ枢機卿:レイ・マカナリー メンドーサの恋人:シェリー・ルンギ 宣教師:リーアム・ニーソン メンドーサの弟:エイダン・クイン ストーリー: 1750年ごろ、スペイン統治下のパラナ川上流域では、キリスト教の布教が険しい地形とジャングル、そして剽悍で誇り高い先住民グアラニー族の抵抗に阻まれ、多くの宣教師が命を落としていた。 こうした中、宣教師として現地に送り込まれたガブリエル神父は、「音楽」を共通の言葉としてグアラニーの民の心をつかんでいく。 一方、同じスペイン人植民者でありながらガブリエルとは犬猿の仲であった、軍人で奴隷商人のメンドーサは、許婚の女性をめぐるいさかいから自分の弟を誤って殺してしまい、一時は生ける屍のようになるが、ガブリエルのすすめで改悛、イエズス会に入会し、以後ガブリエルの指揮する布教活動の有能なスタッフの一人となった。 グアラニー族への布教は急速に成果を上げていくが、農場での収益を平等に分配し、逃亡した先住民奴隷を惹きつける布教区は、植民地社会の有力者にとって次第に疎ましい存在となっていった。そのような折、スペイン・ポルトガル両国によって南米領土の国境線引きが行われ、イエズス会布教地区はポルトガル領に編入、先住民には布教村からの移動、宣教師たちには退去が命じられた。 だが宣教師たちはこれに背いて先住民と行動を共にすることを選択。 植民地当局の軍隊が迫る中、ガブリエルが村人たちとともにミサを守る一方、メンドーサは宣教師のおきてにあえて背き、一度捨てた剣を再び取り、グアラニーの男たちとともに戦うことを決意する。 タイトルに惹かれてレンタルしてきました。 私はキリスト教のことは詳しくは分からないので、知っていたらもっと深く感じることが出来たのだろうと思いましたが、それを抜きにしてもいい映画でした。 流れは前半と後半があって、前半はデニーロ演じるメンドーサがイエズス会に入会するまで、後半はイエズス会とポルトガル、スペインとの領土の戦い。 私が一番感動したのは、メンドーサが誤って弟を殺してしまった 罪の重さを悔いて尚生きる道を選んだ時、自らにその重荷を課して 滝を登ります。そしてグアラニー族の住む場所までたどり着いた時、 かつてメンドーサ自身が仲間を連れ去ったり殺したりしたグアラニーの 一人に、その重荷を解かれることによって赦しを得、救われるという場面です。 この滝を登り、山を登るところはほとんどセリフはありませんし、 グアラニーのセリフに訳はついていないのですが、 「あぁ、人ってこうやって赦されるんだなって、 生きていていいんだと誰かを通してメッセージをもらうんだな」と すごく感動しました。 そんなメンドーサを導くガブリエル神父も格好よかったです。 真摯で力強くそれでいて静かさを湛えていました。 最後にはそのガブリエル神父の説く神の愛と メンドーサの剣とどちらが正しいのかというニュアンスになりますが どちらもグアラニー族を守りたかったという点においては変わらない。 でも神父の「力が正しいのであれば、この世に愛は要らなくなる」というセリフが印象的。 それは今の時代も、というかいつの時代もぶつかっている壁のような気がしました。 グアラニー族のセリフは字幕がないので何も分かりませんが、それが臨場感あっていいと感じました。 またニューシネマパラダイスの音楽でも知られるエンニオ・モリコーネの音楽も素晴らしいです。 返却する前にもう一度観るような気がします。 |
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