ボビー・フィッシャーを探して2006-12-08 Fri 06:04
監督 スティーヴン・ザイリアン 脚本 スティーヴン・ザイリアン 撮影 コンラッド・ホール 音楽 ジェームズ・ホーナー 出演:マックス・ポメランク ジョー・マンテーニャ ジョーン・アレン ベン・キングズレー ローレンス・フィッシュバーン チェスの天才ボビー・フィッシャーの再来を思わせる天才少年ジョシュ・ウェイツキンの成長を、 父フレッド・ウェイツキンが綴った同名ノンフィクションの映画化。 私自身は、ボビーフィッシャーはもちろんチェスのことも全然分かりませんが、 合間合間に説明を兼ねてフィッシャーの実際の姿がドキュメンタリー風に盛り込まれ、 なぜジョシュが、フィッシャーの再来といわれるのかが分かるようになっています。 この映画に流れているものは、チェスに限らず、スポーツでも楽器でも 何にでもあてはまるテーマのような気がしました。 天才と呼ばれる子供たちが大人になってもその力を発揮し続けるために、 いかに周りにいる大人たちが関わるか。 五輪や世界大会に出る選手も一流の演奏家でも、どの世界であれ 一流と呼ばれる人たち、トップに居る人たち。 どの人も最初はジョシュのように、好きで本能でやっていただけかもしれない。 その可能性を本当に開かせるために、導き手としての大人が居るということを描いています。 ジョシュのお父さんも、最初はひたすらに強くさせようとしますが、 だんだんとジョシュは楽しそうじゃなくなっていきます。 その姿をみて間違っていることに気づき、 ジョシュにチェス以外のことも沢山させ、人生を楽しませます。 そのことによってジョシュが元々抱いていたやさしさ、温かさがより深まり、 チェスのこともずっと好きでいることが出来ます。 ジョシュが自分はフィッシャーじゃないこと、 相手を憎むことは出来ないこと、 相手を軽蔑することは出来ないことをきちんと口にしているのが印象的でした。 同時に、勝ち続けることで負けることが怖くなり その自分と戦う姿もよかった。 チェスを通して、彼は自分と戦ったのだと思います。 |
エスカフローネ2006-12-08 Fri 05:46
2000年、日本=韓国=アメリカ合作 英語題『ESCAFLOWNE』 原作:矢立肇&河森正治 監督&脚本:赤根和樹 脚本:山口亮太 音楽:菅野よう子&溝口肇 東京に暮らす神崎ひとみはごく普通の高校生だったが、生きる意味を見失い 自分なんて消えてしまえば良いと思っていた。 そんな彼女の前に現れた謎の男が、どことも知れない異世界へひとみを跳ばしてしまう。 そこはガイア――ヒトと獣人が共存し、剣と魔法が支配する、血と暴力に彩られた神話的な世界。 巨大な鎧を巡る熾烈な闘いに巻き込まれ、自分の国を滅ぼされた若き王バァンとの 出会いが彼女の運命を大きく変えていく。 古よりガイアに存在する、巨大な鎧――その名はエスカフローネ。 ひとみが現れるまでは石像となって眠りについていた。 その強力な力は古代ガイア界を滅ぼしたと言われるが、真の力はだれにも分かっていない。 竜族という数少ない種族の乗り手と、幻の月から来た翼の神の間に共鳴がなければ命が宿らないという。 それゆえ人々からは竜の鎧と呼ばれている。また、この世界に伝わる歌によると、 「翼の神は竜の鎧を蘇らし、ガイアを新たな世界へと導く・・・」とあるが、 その続きには、「竜の鎧は地上の全てを焼き払い、消し去る」ともあるという――。 果たして、ガイアの命運は? ひとみとバァンの想いは、世界を救う事が出来るのか? レンタル店で見かけて気になって借りてみました。 元々は、漫画でテレビで放映されていたみたいですね。 主人公のひとみが別の星に行き、エスカフローネと呼ばれる龍を呼び起こす新たな世界を生み出すような物語なのかなという印象で借りたのですが、いまひとつ全容が分かりませんでした。 元々の物語が長くてもっと深いものみたいですね。 それを劇場版にまとめたゆえの浅さがあったのかもしれません。 ひとみはなんで今の生活に虚しさを感じているのか、 なぜガイアは存在するのか、 なぜガイアの人たちは戦いあっているのか等々。 ひとみとヴァンの仲良くなりかたが急な印象もあるし、 結局ガイアは救われたのか、どうなったのか、 ひとみは地球に帰ってどうしたのか。 ヴァンとお兄さんの心は結ばれたのか。 ひとみもヴァンも一人の孤独を超えていく、 悲しみは消えるということを言いたかったのかなと思いますが きっともっと色んなテーマが含まれているのでしょうね。 いまひとつ背景が分からないために、それが分かりませんでした。 ひとみは、虚しさ・孤独感ゆえに ガイアと共鳴して呼ばれちゃったのかもしれないけど 行くべき理由があったんだろうけど・・・。 ヴァンとひとみが羽根を生やして飛ぶ姿はきれいでした。
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